2013年4月8日月曜日

ACMにPDFを投稿する場合

www2013にはあっさり落とされた論文が,付随ワークショップswdm2013に通ったので,早速論文を投稿したところ,pdfの不備があると突っ返された.

1. Attached is a pitstop report indicating there are type 3 fonts used and fonts not embedded in your submitted pdf. Type 3 fonts are not allowed in material appearing in the ACM DL. Please create a good pdf with all Type 1 or TrueType fonts embedded as required by the ACM DL. Please see: http://www.acm.org/sigs/publications/sigfaq#a14 for help embedding Type 1 fonts.  Some of the type 3 fonts may be in images/figures, these will also need to be rectified.

2. Your paper is formatted for US Letter, but the pdf does not have a US letter page size (8.5x11 inches). See the following to correct this problem: http://www.acm.org/sigs/publications/sigfaq#a5 and http://www.acm.org/sigs/publications/sigfaq#a14

だそうで.

しょうがないので修正に入る.

  1. type3フォントを使わないようにする.
  2. フォントを埋め込む
  3. lettersizeにする
この二点をクリアしないと何回でも突っ返されるらしい・・・

まず,type3フォントを使わない方法だけど,
http://d.hatena.ne.jp/sonodam/20111019/p1
ここにあるように,罠は投稿に使うTexのクラスファイルである
www13-companion-accepted.cls
または
acm_proc_article-sp.cls
にある.
この中の
\RequirePackage[T1]{fontenc}

という行をコメントアウトしなければ,type3フォントがついて回る.
ちなみに,コメントアウトすると文字化けが起きる可能性があるとのことなので,コンパイル後一度チェックをすることをおすすめします.

次に,2,3のフォントの埋め込みとlettersizeだけど,これはTexのコンパイルコマンドで対処.
dvipdfmx -p letter -f dlbase14.map HogeHage.dvi

でいいみたい.
これでpdfファイルのファイル→プロパティを見ると,
ページサイズ:215.9x279.4mm
になり,ファイル→プロパティ→フォントタブを見ると,
全部埋め込みでtype3フォントは使っていない状態になる.

これクリアするだけで1時間以上軽くかかるから,かなりの罠.
メモがてら.



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