2011年6月11日土曜日

震災時のTweetデータの分析

先日共同研究者を募集したTweetデータについて,簡単な分析を行ってみました.

まず,総Tweet数ですが,3月5日から3月24日までで3億3235万8199Tweetでした.
日ごとのTweet数の内訳は,図1の通りです.
図1 Tweet数の変位
ただし,震災直後(3月12~15日)あたりは計画停電などの影響で十分にデータが取れていない可能性もあります.後々再収集を試みましたが,すべて収集出来ているとは限りません.

まあ,とはいえ3月11日にTweet数が一気に増加したのは間違いなさそうです.

次に,震災時にどの県が注目されていたかを分析しました.
各県名がTweetされた回数について,日常の1時間あたりの平均を県名Tweet数を1としたときに,震災時に何倍Tweetされたかを日本地図上に色分けして乗せました.
色が濃いほど日常よりも多くつぶやかれていることを示します.
autoボタンを押せば,時系列で見ることが出来ます.
画面がチラ付くのはご愛敬.

やはり,地震直後は「宮城」「福島」などがTweetされていますが,
時間とともに「宮城」などは減少し,「福島」が目立つことが分かります.
二日目付近からは,原発に注目が行っていたのでしょう.
また,長野や静岡でも地震が発生すると,大きく注目されていることが分かります.

ここから分かることはまだまだ少ないですが,今後さらに多くの情報をデータから抽出して,
震災時に何が起きたのかを明らかにしていきたいと思います.

2011年6月8日水曜日

ポモドーロテクニック

研究生活を続けていると,集中して論文を書いたりする作業が必要になったりします.
でも,つい他のことが気になって論文書きながら別の事をやってしまったりとかありますよね.
そんなときに集中力を維持するのに有効なテクニックとして,ポモドーロテクニックがあります.

これは,25分間は集中して一つの作業をして,その後5分間休憩し,
また25分作業する,というのを続けるテクニックです.
作業中の25間はメールが来てもFacebookに書き込みがあっても,全部無視して作業に集中します.
Twitterへの書き込みだって控えます.
電話は出ないとダメかもしれないけど.
雑用は5分ですませて,ついでに少し休みます.
それを4~5回繰り返すと作業効率がぐっとアップするというわけです.

本当かよ~とか思いつつタイマーを用意してやってみたのですが,
これが意外といい.
確かに,集中出来るので思ったより作業が進む.
特に,レポートの採点とか論文の査読とかあんまり楽しくない作業にはぴったり.

というわけで,単にタイマーを使うのではなく,
ちゃんと25分を計ってくれるアプリがいいなあと思って作成しました.
ポモドーロタイマー
作業回数と内容を入力してスタートするだけで25分間+5分の休憩を淡々と記録していってくれます.

しかも,Twitterと連携して作業開始時にTwitter上に宣言をしてくれます.
今作業中だよ,と.
つまり,作業をサボってTwitterで遊んでいると他の人にばれてしまうわけですね.

というわけで,集中力のないそこのあなた.
是非使ってみてください.

外部関連記事:
ポモドーロテクニックについて