2014年11月3日月曜日

人狼知能エージェントの作成・その4 番外編・人狼知能ver0.1.1xの変更点

人狼知能ver0.1.11にバージョンアップされました.
ダウンロードはこちらから.
ver0.1.1xから,以降からいくつか大きな変更がありました.
ここでは主な変更点についてお知らせします.

RoleBasePlayerからAbstarctRoleAssignPlayerへ変更

主な変更として, RoleBasePlayerのクラス名が AbstarctRoleAssignPlayer と変更になりました.
これに伴って, 人狼知能エージェントの作成・その1で紹介したMyPlayerは以下のようになります.
package org.aiwolf.tori.player;

import org.aiwolf.client.base.player.AbstarctRoleAssignPlayer;

public class MyPlayer extends AbstarctRoleAssignPlayer{
 
 public MyPlayer() {
  setVillagerPlayer(new MyVillagerPlayer());
 }

 @Override
 public String getName() {
  return MyPlayer.class.getSimpleName();
 }

}
となります.

enum型の変更

ver0.1.9までは,enum型の名称が大文字小文字混じりでしたが, すべて大文字で表記するように変更されました.
たとえば,
Status.ALIVE;
Status.DEAD;
の様に表記します.

人狼プロトコルパーサの改訂

人狼プロトコルのパーサの仕様が変更されました. 人狼知能エージェントの作成・その2 Talk編 ではProtocolクラスなどを利用していましたが, ver0.1.1xからはUtteranceクラスで一括管理するようになりました.
これについては,次回詳細を説明します.

その他,細かい変更点がありますが主な変更点は以上です. 対話部分については早めにブログでサンプルをお見せするようにいたします. ご迷惑おかけしますが,よろしくお願いします.

実行クラスの変更(2014-11-14追記)

実行クラスのパッケージが変更されました. RoleRequestStarterで開始する場合,
org.aiwolf.server.bin.RoleRequestStarter
をメインクラスとして指定してください.

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

メインクラスにRoleRequestStarterを選んで引数に-n 12 -c org.aiwolf.tori.player.BasePlayer VILLAGERと書いて実行したら
エラー: メイン・クラスRoleRequestStarterが見つからなかったかロードできませんでした
と表示されたのですがどうしたらよいでしょうか?

匿名 さんのコメント...

さきほどのコメントに追記
環境はCentOS6.4、Eclipse3.6で
参照ライブラリには人狼サーバ0.1.11とjsonic1.3.2を入れています

tori さんのコメント...

お問い合わせありがとうございます.
org.aiwolf.server.bin.RoleRequestStarter
をメインクラスに指定してください.